ありのままの自分の知識を見せる

10月17日のおはなし。

正直に言うと、あの本が出版されることがわかって最初は驚きと興奮が押し寄せたのだけど、冷静になってみると「やっぱり私は何にもこの人に敵わないな」という感情に飲み込まれた。

この前フォロワーとも話していたけど、応援していて落ち込むことのほうが多い気がするのよね。悪い意味ではなく。
私の場合圧倒されちゃうし、無意味に比較して勝手に落ち込むんですが。そこらへんは京都イベントの感想にぽつぽつ書いてある。
iqu-167xa.hatenablog.com

で、この本に関して。
実はまだ読了していない。読みたい気持ちが、読んだら自分が落ち込む気持ちに勝てないので読めないのだ。
完全に言い訳にしか聞こえないが、私はこの人が中学生のときから触れ、愛したコンテンツ(という表現が正しくないことは重々承知の上でこの表現を使う)に対しての思いや研究成果を受け止めるメンタルがまだないのだ。じっくり読ませてください。

ここでは10月17日のことを書く。
本当は23日のイベントのことなんかも交えて書きたいけど、そんなことしたら超大作どころの話ではないので割愛。

『青春の終わりを捧げた』一冊、という言葉。ちょっとクスッとしてしまったよね。まだ青春してたのか、羨ましい限りである。自分の青春のなかで出会ったものにこんだけ愛を割けるのだから心底羨ましい。

集大成なのかな、終わりなのかな?と思ったら『引退するつもりはない』の言葉が聞けたのでちょっとホッとした自分がいる。まだまだ活躍の場を見せてくれることに感謝。何をするんだろうのワクワクとまらない。

イベントは本の中身、それに対する解説を中心に業界に対しての問題提起なんかもあり。自分が知らない世界のことだけれど、聞いていて引き込まれるのは話の上手さがあるんだろうなぁ。
様々な側面での立場を持つ人だからこその葛藤や迷いも聞けたのは貴重な経験。


ギリギリ最後で書き込んだ質問に答えていただけたことは純粋にうれしかった。
さっきまでイベントをレポ的に文字起こししていたら、あまりにも支離滅裂な日本語で質問していたけれど。咀嚼しながら回答していただきありがとうございました。

「僕は結果が欲しくて単純に努力しているだけなので」の発言、さらっと言えるのあまりにも素敵ではありませんか…?おたくの贔屓目でしょうか。
問題を解くときに意識していることや、指導する立場・答える立場での気持ちなどを言葉にして聞けたのはすごく嬉しい。そんな平易な言葉しか出てこない私の語彙力、かなしいね。

タイトルに言葉を一部引用させていただきました、知識に対するリスペクトを持っている方からの言葉、重みが違う。

子どもたちの可能性を引き出せるような、そんな大人になりたい。